小学生の頃ポケモンにバカハマりした。
理由は簡単。
いろんな街を自分の足で巡れるから。
対戦は好きじゃなかったけど、いろんな世界を見るのが楽しくて続けてた。
「旅」をはじめるきっかけはここにあるのかもって最近考えてる。
東海道も一緒。
知らない街を自分の足で歩いていく。
知らない山を登って、知らない川を渡る。
ポケモンではモンスターを捕まえてチーム(自分)を強くしていく。
ポケモンマスターになるために。
東海道時代、ボクにとっての夢は
カッコイイ大人になること。
社会人デビューするボクは出会った人に「人生で大切にしてきたコト」を頂くことにした。
そこに夢のヒントがあるって思って。
題名の言葉はこの旅で頂いた。
最初聞いた時は意味がわからなかった。
夢に向かっていろいろ身につけていくことこそが全てだと思っていたから。
欲こそが全てだと思っていた当時のボクにはわからなかった。
理解はしたけど心ではわからなかった。
自衛隊時代、病んだ時期があった。
そんな時に出会った他部署の人ととても仲良くなった。
その人は当時のボクと違って自衛隊という縛られた中で精一杯楽しんでいた。
置かれた場所で全力で咲こう、楽しもうとする彼と一緒に生活する中で自分の中の何かが変わった。
先日、仕事が休みだったので三重県のとあるお店をたずねた。
この言葉のお礼を伝えるために。
「足知」はそんな言葉。